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今週のコンソ

毎週金曜日に、コンソーシアム事務局の定例会議を開催しています。
現在は、令和26年度の補助金申請に向けた事業計画を策定中です。

来年度は関連予算の縮小が見込まれており、オーガニック分野のソフト事業についても厳しい環境が予想されています。昨年度と比べて大幅な減額となる見通しの中、コンソーシアムとして持続可能な運営体制の構築が求められています。

そこで、次のような対策を検討しています。

  • 会員拡大(1社1口から複数口へ。年間50社増を目標)
  • 事業の選択と集中によるメリハリある運営
  • 補助金事業と自主財源事業の区分管理(2本立て体制)

限られた資源の中でも、効果的な活動を展開していきます。


2025年度 最大の取り組み

年間総括シンポジウム開催

日本有機加工食品コンソーシアム2025年度事業の最大の目玉として、年間総括シンポジウムを開催します。

3月13日 午後1時~
ANAクラウンプラザホテル神戸

基調講演

安岡澄人氏(前 農林水産省 消費・安全局長)

昨年12月よりコンソーシアムのアドバイザーに就任。
世界のオーガニック市場に精通し、「みどりの食料システム戦略」の策定にも携わられました。

本シンポジウムでは、
「なぜ日本ではオーガニック市場が広がらないのか?」をテーマに、
日本および世界の市場動向を踏まえながら今後の可能性を探ります。
国内外の最新動向を直接聞くことができる貴重な機会です。


特別講演

谷口葉子氏(摂南大学 農学部 食料ビジネス学科 准教授)

専門分野:

  • 産直・地産地消の再評価
  • フードシステムの持続可能性
  • 消費者意識調査
  • IFOAM(世界有機農業連盟)アジア理事

今回は、市場データから見るオーガニック市場における有機麺の動向や、会員アンケートの中間報告を予定しています。


交流会も開催

シンポジウム終了後には交流会を予定しており、軽食をご用意します。

試食企画として、

  • 国産有機豆乳
  • 国産有機ひまわり油を使用したホイップクリーム(発酵バター風味)

を提供予定です。

開発を手がけたベジフォース株式会社 木村代表は、有機ひまわり油の可能性を追求し、有機スイーツ分野への新たな挑戦を続けています。

申し込みは開始直後から順調に増えており、現在約30名のお申し込みをいただいています。
定員150名に達し次第、締め切りとなります。


2月19日 北海道有機農業研修報告

(参加者:約50名)

基調講演では、今城正春氏より、地域未利用資源を活用した持続可能な生産体制による有機農業の実践についてお話しいただきました。

  • もみ殻を活用したバイオ炭・もみ酢製造施設の新設
  • 鶏糞・廃菌床とバイオ炭を組み合わせた有機堆肥の活用
  • 収量・品質向上への貢献
  • 化学農薬・化学肥料の削減によるコスト改善

現在、約200haで有機大豆・有機小麦を栽培し、出荷は数年先まで予約が入っている状況とのことです。


生産拡大と流通課題

宮井農園では、100haで小麦・大豆の慣行栽培を行っていましたが、農薬費や化学肥料費の負担が大きい状況でした。
3~4年前に北海道有機農業研修に参加し、今城氏のノウハウを導入。現在は有機農産物の出荷が可能な段階に至っています。

北海道立農業大学校の学生や若手農家の参加も目立ち、次世代への広がりを感じさせる研修となりました。

一方で、アグリシステムでは有機小麦の在庫が約1,000トン積み上がっているとの報告もありました。ここ数年で有機転換が進む一方、加工・商品化・販売といった出口対策の強化が課題となっています。


北海道ネットワークの重要性

北海道有機農業研修は6年前から年2回開催され、多くの有機農家や行政関係者が参加しています。

今城氏、萩原商店、アグリシステム、当麻グリーンライフ、MOA関係者、生産者、卸問屋などが連携し、国内有機小麦・大豆の大きな割合を支えるネットワークを形成しています。

ここからパン、ラーメン、うどん、菓子などの有機原料が生み出されています。

コンソーシアムの役割は、今後ますます重要になっていきます。

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